ホリエモンこと堀江貴文氏や、炎上系ブロガーとして有名なイケダハヤト氏がブログに取り上げていることで話題になっている「VALU(バリュー)」を私も投資目的ではじめることにしました。

 

VALU公式サイト

 

VALUは、名もなき個人が「個人版株式」の発行者になって資金を調達できるサービスです。

 

企業が大量の資金を調達する場合は東京証券取引所などに上場すれば資金調達できるのですが、一般個人が資金を調達する場合にはクラウドファンディングくらいしかありませんでした。

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しかしクラウドファンディングではイベントを主催したりプロジェクトを立ち上げたりしなければならず、本当の意味での「個人」で資金調達するのは難しく、主に「チーム」での資金調達がメインになります。

確かにお金を集めることはできるけど、ちょっとハードルが高かったわけですね。

 

VALUではこのハードルの高さがかなり下げられ、本当の意味での「個人」でも資金調達できるようになっています。

 

そのかわり、VALUで資金を集める本人の「信用」がものすご~く重視されることになるので、集めた資金の使い方とか普段の行動には気を遣うことになりそうです。

 

でも、

  • やりたいことがあるけどお金がない
  • 普段の行いに自信がある(犯罪などに手を染めていない)

という方には、VALUのような仕組みは有難いはずです。

VALUの「時価総額」の決め方と投資家の意図

VALUとクラウドファンディングの違いはもう1つあって、クラウドファンディングでは調達する資金の量は予め決まっていますが、VALUでは変動します。

 

VALUでは資金調達したい人(VA発行者)の信用度合いによって「時価総額」が決められており、

  • フェイスブックの友達数
  • ツイッターのフォロワー数
  • インスタグラムのフォロワー数

などで決められているからです。

 

いまは全然有名じゃなくてツイッターのフォロワー数も少ない人でも、集めた資金で面白い企画を開催したり役に立つ情報を発信したりして、その様子をツイッターなどでツイートすれば、どんどんフォロワーが集まるようになります。

 

『ツイッターのフォロワー数=時価総額にも影響する』という仕組みなので、無名の人に投資しておけば後で有名になってフォロワー数が増えたりしていけば、最初のうちに投資していた人は大儲けできる可能性があります。

そういう事情から、新しい投資先としてVALUに注目している人が多いみたいですね。

 

ちなみにVALUでは日本円ではなく仮想通貨の「ビットコイン」で投資していくことになります。

 

coincheck(コインチェック)」や「bitFlyer(ビットフライヤー)」で予めビットコインを購入しておき、買ったビットコインをVALUのアカウントへ振替(送金)してから投資します。

関連記事「coincheck」からVALUアカウントにビットコインを入金する手順

VALUは頑張る個人を手助けする仕組み

VALUを私のように投資目的で始めるひとは多いのですが、実はVALUの運営側は投資目的での利用を推奨していません。

(VALU注意事項・コミュニティガイドラインより↓)

 

ガイドラインでも一番はじめに「個人の可能性を支援するコミュニティです」と明記されています。

 

つまりは、「経済的な理由で輝ける可能性を潰されている個人を経済的に助けてあげましょう」という主旨なんですね。

VALUの主旨は「現代版パトロンシステム」

VALUの主旨を「個人が持つ可能性をはぐくんだり、才能の開花を経済的に助ける」という意味で捉えると、VALU投資をする人は『パトロン』とも言えます。

パトロンとは後援者、支援者という意味で、個人の活動を支援している人のことをパトロンと呼んだりします。

スポンサーといっても良いかもしれません。

 

昔のヨーロッパでは貴族や王様がパトロンとして芸術家の活動を支援したり生活費をまかなったりしており、売れない芸術家たちはパトロンのおかげで作品を作ることができました。

ウィキペディアを見る限り、レオナルドダヴィンチとかミケランジェロ、ベートーヴェンもパトロンに支援してもらってたようです。

 

つまり彼らはパトロンがいたおかげで、偉大な作品を世に残せたわけですね。

話を元に戻すと、VALU投資をする人は『現代版のパトロン』なんじゃないかな?と個人的には考えています。

 

正確には

  • パトロンになりたい人
  • パトロンを必要とする人

の両者をつなげてくれる仕組みですが。

 

VALUのおかげで個人の才能が際限なく発揮されたり、経済的な理由で埋もれていたアイデアが社会貢献に生かされたりしたら素晴らしいですね。

VALUは死に金を有効活用する仕組み

日本は余っているお金を銀行に貯金するひとが多く、あまり価値を生み出さない「死に金」が大量に眠っています。

 

そういう死に金の一部でも活用し、頑張っている人たちを応援することにお金を使えたら社会はどんどん良い方向に発展していくのでは?と個人的には期待しています。

 

ここまで

  • VALUはすごい!
  • VALUは社会をよくする!

みたいな内容のことを散々書いてきましたが、実はVALUには問題点も多いです。

始まったばかりということもあって、ルールが曖昧な部分もあります。

 

VALUの問題点については後日まとめますが、使い道のないお金や、使う予定が決まっていないお金があるなら貯金なんてせずに、頑張っている人を応援するのに使うのが良いでしょう。

どーせ銀行に貯金しても増えないんだから、VALUに使って感謝された方が気持ちがいいですし。

VALU

 

それからさきほどもチラリと触れましたが、VALUでパトロンになりたい!という方はビットコインが必要になります。

直接日本円を使うのではなく、資金のやりとりは全てビットコインを使うわけです。

 

ビットコインは「coincheck」「bitFlyer」などで調達できるので、「VALUっていいな。」と感じた方はまずはビットコインを手に入れて、頑張っている人を応援・支援してあげてください。

VALUの体験談や実践方法はこちらをご参考に。

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