あなたの商品にはどのような決済手段(支払い方法)が用意されていますか?

 

これはビジネスでは”常識”なのですが、商品を販売するのであれば決済手段はできるだけたくさんの種類を用意しておいた方が有利になります。

決済手段の種類とたくさんの手段を用意した方が良い理由

決済手段にはどんなものがあるかというと、たとえば

  • 現金での支払い
  • コンビニ振込
  • 銀行振込
  • クレジットカードでの支払い
  • ペイパルを利用した送金
  • 楽天ポイントやAmazonポイントなどポイントでの支払い
  • ギフト券、商品券、クオカード、図書券などでの支払い

といったものがあります。

それぞれの種類ごとにメリット・デメリットがあり、お客さんは自分のライフスタイルや自分の置かれた環境などに応じて使い分けています。

そのためビジネスをして自分の商品を販売するのであれば出来るだけたくさんの種類の決済手段を準備しておいた方が、スムーズに支払いを済ませてもらえるんです。

 

いくつか例を挙げておくと、

  • あまりお金がない方や生活の苦しい方にはクレジットカードを持っている人が少ない(審査に落ちてしまうため持てない)ため、銀行振込や現金での支払いしかできない
  • クレジットカードを持っている方はカードの利用金額に応じてポイントが貯まるため、できるだけカードで支払いたい
  • 航空会社のマイレージポイントがたくさんあるのでポイントで支払いたい
  • ギフト券、商品券があるけど使う機会が少ないので今使ってしまいたい

といったものがあります。

 

もしも自分の商品を販売する際に「現金払い」でしか受け付けていなかったとしたらどうなるでしょうか?

「ポイントを貯めたいからクレジットカードで払いたいな」と思っているお客さんは、現金払いしか受け付けていないと知った時点で購入を諦めてしまうかもしれません。あるいは、クレジットカード払いが可能で同じ商品を販売してる別の人から購入してしまうかもしれません。

いずれにせよ、クレジットカード払いを用意していなかったせいでせっかくの利益を逃してしまうことになります。

 

今の例とは反対に、クレジットカード払いにしか対応していなかったらどうなるでしょうか?

クレジットカードを持っていないけどこの商品を買いたい!と思っているお客さんは買うことが出来ず、この場合もせっかくの売上を取り逃してしまうことになります。

 

いずれの場合も複数の決済手段を用意していれば利益を得ることができました。

「決済手段は多ければ多いほどビジネスに有利な理由」がお分かりいただけたでしょうか?

決済手段の種類だけでなく、対応している銀行やカードの種類も増やす

決済手段(支払い方法)の種類を増やすメリットがご理解いただけたと思いますが、実は決済手段の種類を増やすだけでは不十分です。

決済手段の種類を増やしたら、今度は対応している銀行の種類やクレジットカードの種類まで増やしましょう。

 

たとえば銀行振込がゆうちょ銀行だけしか対応していなかったのであれば、みずほ銀行や三井住友銀行、楽天銀行など他の銀行にも対応させ、さらに振込手数料を無料にします。

クレジットカード払いがVISAとJCBにしか対応していなかったのであれば、マスターカードなど他のカードでも支払えるようにします。

支払いの手段、種類が増えれば増えるほどお客さんに対してきめ細かに対応できるようになるため、それだけ利益につながりやすくなります。

 

せっかく良い商品やサービスを作っていたとしても、支払い手段がお客さんの求める支払い方法に対応していなかったら、その時点でお客さんは離れてしまいます。

私も旅行をした際などに飲食店に立ち寄ったりしますが、クレジットカード払いに対応していないお店は避けてしまいます。私は現金をほとんど持ち歩いていませんし、できるだけカードのポイントを貯めたいからです。

お店側からすれば、クレジットカード払いに対応していないせいで目の前に転がっていた利益を取り逃したことになります。

 

クレジットカード払いに対応するためにはスクエアのような小型の端末を用意すればいいだけなので、現金払いだけで商売をしている方は早急に取り入れることをおすすめします。

手数料が3%ほど取られてしまいますが、クレジットカード払いに対応するだけでそれ以上の利益が見込めます。世の中にクレジットカード払いに対応したお店がたくさんあるのは、カード払いに対応した方が売り上げが増えるからです。

手数料以上のメリットを手に入れることができるので、スマホやタブレット端末をお持ちの方はスクエアを利用してカード払いへの対応を検討しましょう。

ネットでの個人ビジネスならPayPal(ペイパル)が便利

実店舗でビジネスをしている場合はスクエアが便利ですが、インターネットでの事業を展開している場合はPayPal(ペイパル)が便利です。

主要なクレジットカード会社に対応していますし、日本国内の主要な銀行にも対応しています。

セキュリティレベルも高い(むしろ高すぎるくらい)ので、安心して利用できます。メールマガジンとの相性も抜群なので、インターネットを利用した個人ビジネスをやっている方は積極的に利用しましょう。

なお、ペイパル導入後に売り上げが増えた事例は下記リンク先をご参考に。

まとめ

以上のように、決済手段(支払い方法)を増やすことで売上に貢献できます

良い商品を作っていることが大前提ですが、売上向上の施策を探している場合や手っ取り早く利益を伸ばしたい場合には、決済手段の種類や数を増やしてみてください。わずかな初期投資だけで絶大な効果が得られますよ!