アフィリエイトをするためにはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と呼ばれる専門の広告仲介業者に登録する必要があります。
ブログやメルマガで紹介する商品はこのASPから探し、成果が発生したときの報酬もASPから振り込まれます。
労働の対価として、発生した報酬を振り込んでもらえるのは当然だと考えるのが普通です。
しかし中には、催促しないと報酬を振り込んでもらえないASPや報酬未払いのASPもあります。
今回はそういった未払いASPの1つから報酬を支払ってもらったので、
- どうやって催促したのか?
- 未払いだった報酬を振込んでもらうまでの経緯
をご紹介します。
「せっかく頑張って商材を紹介したのに、ちゃんと対価を支払ってもらえない!」とお悩みの方は参考にしてください。
代表者へダメージを与えるのが効果的
ASPの未払い問題が発生した際は、そのASPの代表者になるべく大きなダメージを与えるのが効果的です。
ダメージを与える方法としては、たとえば
- 未払いの証拠を示しながら、SNSでそのASPの代表者に絡む
- ブログで未払い問題について取り上げ、SNSで拡散する(ネガティブキャンペーン)
などがあります。
ASPの代表者がSNSをやっている場合、未払いの証拠を出しながら代表者のアカウントに絡めば、マイナスイメージになることをおそれて報酬を支払ってくれることが多いです。
ブログなどで取り上げてネガティブキャンペーンをする場合は、効果を出すためにはこちら側にも相応のSEOの知識と媒体力が必要です。
月間数百PVしかない弱小ブログや、フォロワーさんの数が数百しかいないSNSアカウントで拡散しても効果は薄いので、ある程度実力を付けて相手から一目置かれる存在になる必要があります。
なお、いずれの場合も未払いのままこちらのアカウントを特定されると、最悪の場合はアカウントを削除される危険性があります。
そういった対抗策を防止するために、SNSなどで絡む前に未払い画面のキャプチャー画像を保存しておくとか、未払い画面を撮影した動画をYouTubeにアップロードしておくなど、証拠を残しておくといいです。
未払いのままアカウントの削除などで対抗された場合は、その経緯をブログにまとめたりSNSで拡散するなどして一矢報いることができます。
実際に報酬を取り立てた手順と経緯
今回私が未払い報酬の支払いをお願いしたのは、川島和正アフィリエイトセンターです。川島さんのメルマガに読者登録することで、アフィリエイター登録できるようになります。(登録してみたい場合はこちらのリンクからどうぞ)
川島和正アフィリエイトセンターでは元々、アフィリエイターの方から催促しない限り報酬が振り込まれないシステムになっています。
多くのASPでは「成果が発生した2か月後」とか「未払い報酬額が5000円に達するまでは繰り越し」などになっているため、川島和正アフィリエイトセンターの場合は特殊ですね。
未払い報酬の支払い催促はお問い合わせフォームからできるので、ASPのお問い合わせ画面から支払いをお願いしました。通常であれば催促した月の月末などに支払いが行われるようです。
ところが・・・
なぜか支払いを拒否されてしまいました!
担当者(櫻井あゆみさん)によると、「過去に不正があった」そうで、チェックするまで支払えないとのこと。私も不正なアフィリエイターに泣かされた経験があるので、事情はよ~くわかります。
関連記事:【激怒】アフィリエイトの不正行為の手口を公開するよ!
「紹介している媒体を教えて欲しい」とのことだったので、当ブログとメールマガジンのURLを返信しました。
返信後一向に連絡が来なかったのですが、未払い金額はたいしたことではなかったので「連絡はなかったけど今後は催促すれば支払ってもらえるんだろうな」と勝手に解釈し、当時は忙しかったこともあり放置していました。ちょうど2月頃のことです。
ASPのアカウントは残されていますし、その後もアフィリエイト報酬が発生していたので安心してしまったこともあります。
ところが・・・
9月になり「そういえばどうだったかな?」と思い出しASPの画面を見ると、なんと!2月に支払いの催促をしているにもかかわらず、いまだに報酬が支払われていなかったことが判明しました。
そこで再度ASPのお問い合わせフォームから支払いの催促をしてみると…
( ゚д゚)ン?…( ⊃д⊂)ゴシゴシ …(*゚д゚)
以前と同じテンプレでメールが届きました!
おいおい、前回問い合わせた時にチェックしたんじゃなかったのかよ!と思い、地元では「仏の陽平」と名高い私もさすがにちょっとイラッとしたので、代表者・川島和正さんにFacebookから直接聞いてみました。ちゃんと証拠保全した上で、メールの文面のキャプチャも添付しておきます。
Facebookは外部から見えないメッセージ機能もありますが、他の人から見えない場所で問い合わせても意味がないので、川島さんの投稿へのコメントで質問します。
川島さんはちょうど「川島塾」という年に一度の高額塾の募集をしていたので、川島塾を紹介する投稿にコメントしておきました。相手がもっとも嫌がる場所、タイミングで質問する…我ながら腹黒い。とても「仏の〇〇」と呼ばれている人がやるようなことではないですね…。
川島さんは普段からFacebookを活用しており、コメントにもマメに返信してくれる方です。今回も素早く対応してもらえました。
Facebookにコメントした3日後にはASPから振込み審査の通過メールが届き、その1週間後には規定通りペイパルからの送金が完了。一件落着です。
振込が確認できるまでは慎重に
今回お伝えしたASPの未払い問題ですが、物販系のASPや業界大手のASPではほとんど起こりません。
関連記事:報酬をちゃんと振り込んでくれる業界大手の厳選ASP
未払い問題で問題になるのは、いつも無料オファー系のASPばかりです。
私がご紹介している無料オファー系ASPは報酬の振り込みが確認できていますが、もしも「報酬を振り込んでもらえなかった!」という場合があれば、このブログのコメント欄やメルマガの方からお知らせください。私の方でも確認し、ちゃんと振り込んでくれるように催促してみます。
今回私は川島和正アフィリエイトセンターから未払い報酬を取り返すことができましたが、正直なところ運がよかったと感じています。
- 自分自身がFacebookをよく利用しており、それなりに友達の数が多く、かつ影響力を持っていた
- ASPの代表者とはFacebookでのつながりがあった
- ASPの代表者がFacebookを頻繁に使っている人だった
- 私が持っている媒体(ブログ、メルマガ、ツイッターなど)の規模がそれなり大きく、影響力を持っていた
- ASPの担当者は不誠実だが、代表者は誠実な人だった
という要素があったからです。
これらの”運”がない限りは泣き寝入りするしかないことも多いので、特に無料オファー系のASPを利用する場合は報酬を支払ってくれるのか事前に調査し、利用する場合は報酬の振り込みが確認されるまでは本格的な利用をしないように注意しましょう。
すでに報酬の支払いが確認できているASPは下記ページにまとめてありますので、これからアフィリエイトを始める方は登録しておきましょう。
こんにちは
川島和正アフェリエイトセンター、未払いで検索してここにたどり着きました。
今まで何度か催促して振り込まれていましてが、PayPalが使用できないということでカードを作らされて、ようやく振り込まれると思っていたら、不正扱いで振り込めないと連絡がきました。
紹介媒体のURLも送ってますが、今のところ何も連絡がない状態です。川島さん本人Facebookでも連絡してますがまったく返信ありません。
他に手段ないですかね?
長々すみません。
現在川島和正アフィリエイトセンターは閉鎖され、未払い分の報酬は支払われない状況になっています。
吉川さんの事例も、今考えると報酬を未払いのまま”飛ぶ”(逃げる)前兆だったのかもしれませんね。
私も未払い報酬がありますが、「こういうことをする人だったんだ。」ということで諦めることにしています。我々ができることは、他の犠牲者が出ないようにするためにネガティブキャンペーンを行ったり、事実をありのままに情報発信したりすることくらいです。