中国で、店員が一人もいない「無人コンビニ」が誕生したと話題になっています。
これが2年後のメジャーなコンビニの姿!
無人コンビニでバイト戦士は絶滅する
店内の清掃や商品の補充、売上金の回収などにはまだ人間の手が必要になりますが、現在のような「店員」「アルバイト」は10年以内になくなりそうです。
少なくとも「コンビニアルバイト」は確実に絶滅しますね。
以前に「想像力を使わない仕事は2020年までに消滅する!」でも書きましたが、誰にでも出来る仕事、いわゆる「マックジョブ」をしている人は社会から一掃されます。
人間がやる必要はありませんからね。
レジ係、皿洗い、ファーストフードの調理員などなど…、これらの仕事は機械に任せた方が安上がりだし効率的に仕事をしてくれます。
それに、24時間働きっぱなしでも文句を言いません。ブラック企業万歳!
たまにメンテナンスをしてあげる必要はあるでしょうが、人間よりも要領よく、効率よく、長時間働いてくれるので、どんどん機械化されていきます。
いまはまだ無人化・機械化するためのコストの方が人間を雇うコストよりも高いので、無人コンビニのような店舗は普及していませんが、近い将来機械化するコストが人を雇うコストよりも下がるので、人を雇う必要がなくなります。
万引き、無銭飲食などの警備コストも、出入り口ドアを二重にして支払いを済ませた人だけが一番外側のドアロックを解除できるようにすれば解決できるので、警備コストも必要ありません。
人間が働く機会はどんどん減っていくので、遊ぶことくらいしかやることはなくなりますね。
無人化に一役買っているRFID
無人コンビニの実用化に一役買っているのが、RFIDという小型のタグを使った情報通信システム。
村田製作所は、コンビニで販売する商品にRFIDタグを貼り付け(図1)、購入時の精算処理や、在庫管理を自動化するデモを自動認識総合展(2017年9月13~15日、東京ビッグサイト)で実施した。少子高齢化に伴う労働人口の減少による人手不足の解決策になると同社はみている。
(中略)
村田製作所によるとコンビニでのRFIDタグの利用には、コストやアンテナなどに課題があるという。コストに関しては、コンビニには数百円~数十円の商品があるため、「タグの価格を1円以下にする必要がある」(同社)。
(以下略)
「無人化に向けコンビニ商品にRFIDタグ 村田製作所」 日本経済新聞
RFIDについて軽く説明すると、小型の電子チップに書き込まれた情報を電波を使って読み取ったり、電波を使って電子チップ内の情報の書き換えなどを行う仕組みのこと。
自動改札や電子決済に使われる「Suica」「PASMO」にも同じ仕組みが使われています。
同じような仕組みを回転ずしのお皿に活用しているところもありますよね。
いちいちお皿の枚数と金額を数えなくても、重なったお皿の上からバーコードリーダーみたいな読み取り装置をかざすと、会計金額が一瞬で出てくるやつです。
低コスト化やRFIDのような技術的な進歩も組み合わさって、コンビニの無人化や機械化は日本でも加速度的に早まりそうです。
富の格差が拡大する
いまコンビニバイトやマックジョブをやっている人は、今後10年以内に収入を得る手段がなくなります。
何度も繰り返すように、人を雇うよりも機械化した方が安いし早いしミスもしませんから。
特別な技能や経験のない人は収入がゼロになり、特別な技能や経験を持つ人だけがお金を得られるようになるので、富の格差、収入格差はますます広がっていくでしょう。
収入がゼロになっても日本にいる限り生活保護の仕組みがあるので一生安泰ですが、なんらかの「我慢」とか「不自由さ」を受け入れる必要があるかもしれません。
10年後にそういう不自由な生活を送りたくない人は、コンビニバイトのようなマックジョブなんてさっさと辞めて、10年後でも食っていけるような仕事を1秒でも早く始めることをおすすめします。
とはいっても、今すぐに転職したり10年後でも食っていけるような仕事に就くのは不可能なので、まずは勉強やリサーチから始めるのが現実的です。
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「あっ、俺の今の仕事、やばいかも…」と不安な方は、今すぐ行動しましょう。
「備えあれば、憂いなし」ですね。
働きかたのご参考に。
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