実は昔から気になっていたことがありまして、私の勘違いかもしれなんですが、作曲家、画家、陶芸家、作家など、いわゆる芸術分野で活躍する人たちってお金持ちなイメージがあるんですよね。
「うわ~、この人、お金持ちだな~」っていう人って、だいたい芸術関係の仕事をしているような気がします。(私の場合だけかもしれませんが)
もちろん、売れないアーティストとか売れない貧乏画家とか、そういった人の話もときどき耳にします。
でも、芸術に携わる人たちは、圧倒的に高収入な気がするんです。
それがずっと気になっていたのですが、最近、その答えがわかったので、私なりの考えを書きたいと思います。
芸術家に莫大なお金が流れ込む理由として、私が考えた理由は2つ。
- 商品の製造にお金がかからない
- 希少性(世界に唯一の一品)
の2点です。
それぞれの理由について説明します。
芸術家がお金持ちになる理由1:商品(作品)の制作にお金がかからない
まず私が考えた理由の一つ目は、芸術家は、商品の製造にお金を使わなくても良いということです。
例えば作曲家は、頭の中でイメージしたものを紙に書き記せば作品が作れます。
紙とペンがあれば、経費は不要。
作家は、頭の中で作り上げた物語を紙に書けば作品が完成します。
紙とペンがあれば、他には何もいりません。
画家の場合も、頭の中で閃いた景色やイメージを絵具などで紙に描けばいいのでほとんど経費がかかりません。
建築家(設計士)の場合も、作りたい建物の絵を紙に描いたり、柱の位置などを詳細に表せば他にはお金がかかりませんね。
歌手の場合で見ても、自分で作詞・作曲するのであれば、経費ゼロです。
このように、芸術分野における商品の製造には、お金がかかりません。
基本的には頭の中でイメージするだけでよくて、それを忘れないようにすることさえできれば、商品が出来上がってしまいます。
商品の製造コストが極端に低いことこそ、芸術家が儲かる秘密なのではないか?と考えたわけです。
こう言うと、
- 作曲家が作った曲を聴くのには、CDを買ったりしなければならず、お金がかかるじゃないか!
- 作家が書いた物語はタダでは読めないだろうが!
と、噛みつく方もいるかもしれません。
でもそれは、芸術家の手を離れた「後」にCDの製造コストがかかったり、本の印刷コストや人件費がかさむことが理由であって、芸術家が商品たる芸術作品を生み出すのにお金がかかるわけではありません。
このように、頭の中のイメージを形にする仕事は、経費が掛からず、儲けが出やすいのです。
芸術家がお金持ちになる理由2:希少性
もう一つの理由として私が考えたのは「希少性」です。
本も絵画も音楽も、印刷技術や録音技術の発達、CDなどの記録媒体の登場によって大量複製、大量生産が可能になりました。
しかしそれでもなお、アーティストのライブやコンサートを観に行く人がいたり、美術館や博物館に人が集まることからわかるように、
- アーティスト本人の歌声が聴きたい
- 芸術作品の「オリジナル(原本)」が見たい
という欲求を持っている人が多いことがわかります。
そしてそれら欲求の対象は、世界に唯一無二の希少なものでもあります。
希少性の高いものはそれだけで価値が上がるので、芸術に携わる人の元にはお金がたくさん舞い込んでくるのでしょうね。
まとめると、芸術家がお金持ちな理由は
- 商品(作品)の製造コストが極端に安い
- 希少性があるので、価値が高まる
という2つの理由があるからです。
単なる私の思い込みかもしれませんが、私なりの意見を書かせてもらいました。
「いやいや、それはお前の勘違いだろ!」「芸術家ってビンボーなイメージがあるんだけどなあ。」「俺は儲かってねえ!」など、なにか意見があれば、ぜひ、コメント欄にコメントをお願いします。
あと、近年は芸術分野以外にも製造コストが極端に低い、あるお仕事が注目されています。
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