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ガイアの夜明け「立ち向かう!物流”危機”」を見てトラック運送業界に未来はないと確信した

先週放送されたテレビ東京の『ガイアの夜明け「立ち向かう!物流”危機”」』の録画を見たら、想像以上にひどい内容だったので感想を。

トラック運転手の過酷な現状

スーパーに新鮮な食材を運んできてくれるトラック運転手は、かなり過酷な労働環境を強いられているようです。

番組を見て、乗用車とは比べ物にならないくらいサイズが大きく、なおかつ運転が難しい大型トラックを何時間も連続で運転している姿には、頭が下がりました。

私も大型一種の免許を持っているし、路線バスやマイクロバス、2トン貨物サイズの車を運転していた経験があるので、12トンの大型貨物や荷台を連結した「けん引車両」を運転する難しさは知っています。

なので、運送業界で働くトラック運転手の過酷さが少しはわかります。

 

そのトラック運転手たちの労働環境を改善するために、いろいろな取り組みを始めたよ!というのが今回の放送の主旨だったのですが、これを見て「運送業界の未来は暗いな。」と感じました。

積み込み・積み下ろしの無駄な時間

まず、番組を見ていて「はああああ?????」と感じたのが、商品をトラックに積み込む際に使っている「パレット」と呼ばれるものの使い方です。

 

板状のパレットの上にキュウリやトマト、白菜などが入った箱を載せることで、パレットをフォークリフトで動かすだけで大量の野菜などを一気に移動させることが出来ます。

物流業界では大量の商品を一気に運ぶ必要があるので、パレットのようなアイテムを使うわけです。

 

野菜の配送所でパレットに載せられた何百箱ものトマトなどの商品をフォークリフトでトラックの荷台に載せれば、あっという間に運送できる状態になります。

あとは目的地までトラックで移動し、各加工工場やスーパーなどに運べば良いわけです。

 

ところが!

 

運搬に便利なパレットは、持ち主が「各配送所や各加工所ごと」になっています。

持ち主が違うので、配送所で使っていたパレットはトラックに載せた後、すぐに配送所に返却しなければなりません

 

つまり、

  1. パレットに載せた状態で、大量の商品をトラックの荷台に積み込む
  2. トラックの荷台上で、パレットの上からトラックの荷台上に商品を降ろす
  3. 商品だけをトラックで運送する
  4. 目的地に着いたら、トラックから各加工工場やスーパーのパレット上に商品を載せかえる

という手順を踏まなければなりません。

 

商品は、

①配送所のパレット上

↓  ↓  ↓

②トラックの荷台上

↓  ↓  ↓

③各加工工場やスーパーのパレット上

と、順次移動します。

 

これがどう考えても無駄!

 

まともな人間なら、「配送所からパレットに載せたままトラックで商品を輸送し、パレットに載せたまま各加工所やスーパーに運べばよいのでは?」と考えるはずです。

なぜか運送業界ではこれができず、「パレットから商品を降ろし、またパレットの上に商品を載せる」という謎の労働を行っています。

 

「穴を掘って、掘った穴を埋める作業」に近いものがありますね。

労働の成果が報われず徒労に終わることを「シジフォスの労働」「シーシュポスの岩」「賽の河原」などと呼ぶそうです。

実は私は10年くらい前に運送会社でバイトをしたことがあり、「パレットから荷物を降ろし、別のパレットの上に載せる」という苦役を行ったことがあるのですが、10年経ったいまでもこの風習が残っている事を知り驚きました。

 

番組ではこの苦役をなくすことで時間短縮を図り、トラック運転手の労働環境を改善しようと試みていました。

「こんな苦役、さっさと廃止しろよ。」と思いましたが、ドライバー不足や労働環境改善の機運を受け、ようやく本腰を入れ始めたみたいです。

 

番組を見るまでは「運送業界って大変なんだな。運賃の値上げや商品価格の値上げも仕方ないな。」と思っていたのですが、番組を見て無駄な労働に対しても賃金が支払われていることを知り、「無駄を省いてもっと運賃を安くしろよ」と思ってしまいました。

 

各配送所や加工工場、スーパーなどから一定金額を毎年徴収してパレットの購入費用や修理費用に充て、全国で同じ規格のパレットを利用すればパレットごと運送することができます。これが理想。

そうすれば、毎日発生している膨大な時間と肉体労働の無駄が省けます。

 

これならいまの流通を維持しながらドライバーの労働環境も改善できます。

それなのに何でやらないの?と不思議で仕方がないですね。

これが、「トラック運送業界に未来はない」と感じた理由です。

若手ドライバー不足が深刻

運送ドライバーの平均年齢は年々上昇し、40歳以上のドライバーの割合は全運送ドライバーのうち70%以上を占めるそうです。若い人が全然ドライバーになってくれず、高齢化が進んでいるとか。

パレットの例でもわかるように無駄が多く、しかもキツイ職場となれば敬遠されるのもやむを得ないでしょう。

 

そんな中、高卒の若者を積極的に採用しているという埼玉県内の運送会社が取り上げられていました。

若い就職希望者が増えるように色んな施策に取り組んでおり、若手ドライバーをベテランドライバーが運転指導して運転技術の向上を図ったり、社内専用の運転訓練科目を作ったりしていました

仕事に早く馴染めるようにするための措置ですね。

 

また、番組を見て知ったのですが、貨物自動車による交通死亡事故の削減と若年者の雇用促進を図るために、平成29年から「準中型免許」ができたそうです。

18歳の若者を雇用すると中型免許(20歳以上から)や大型免許(21歳から)が取得できず、そのサイズの貨物自動車を使って配達・運送することができません。

そのため、18歳でも免許が取得できる準中型免許ができたらしいのですが、この会社では若手ドライバー専用の車両として準中型車両を購入して若手に担当させ、ヤル気が高まるようにしたりしていました

 

このような策を講じて運送業界を盛り上げようとしていたのですが、「これって番組に出す意味があったのかな?」と疑問に感じました。

というのも、運転の社内練習を行っているということは、それだけ運転が未熟な人が貨物車に乗って公道をバンバン運転していることを宣伝しているだけだからです。

また、若手専用車両を購入しても来年以降も若手が入社しなければ、運送力の低い車両を購入して会社経営を圧迫しただけになり、最終的には従業員の給料に影響を及ぼすだけだからです。

 

番組は2部構成になっていたのですが、後半部分は「ドライバーの待遇改善にまったく影響しないよな~。」と思ってしまいました。

若手ドライバーを呼び込むには無理がありましたね。

あと10年は冬の時代が続く

政府の方針でブラック企業の撲滅や従業員の賃金上昇、待遇改善などが叫ばれていますが、長距離トラック運転手の待遇が改善されるには時間がかかりそうです。

40歳以上のドライバーの比率が7割を占めているそうなので、彼らの大部分が退職して今よりもっと深刻な人材不足にならない限り、状況は改善しないでしょう

つまり、あと10年は冬の時代が続くということです。

10年後くらいになって初めて、パレットの共通利用や無駄な肉体労働の廃止が行われるでしょうが、そのころには自動運転の実用化で物流の現場は変化しているかもしれません。

 

部分的に見れば業績が伸びていく運送会社があるかもしれませんが、業界全体では間違いなく衰退していくので、現在長距離トラックのドライバーをやっている人は覚悟しておくべきですね。

トラック運送業界の未来は暗いので。

仕事・働き方はこちらもご参考に。

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