お金持ちになりたければ自分でビジネスをする(起業)のが一番手っ取り早いのですが、ビジネスには失敗するリスクがあります。
ビジネスに失敗する原因は、「そもそも、そのビジネスは儲からないビジネスである」という場合がほとんどです。
つまり、事前にそのビジネスのことをよ~く調べておけば、儲かるか?儲からないか?を判断できたはずなのに、無知であったがために、余計なお金と時間、労力を使ってしまったということです。
でも、どうせビジネスを始めてお金持ちになるのであれば、一発で「確実に」成功したいですよね。
そこで今回は、『儲かるビジネスの4原則』について解説していきます。
この4原則を抑えているビジネスであればまず失敗しませんし、もし仮に失敗したとしても、金銭的な被害が最小限で済みます。
これから独立や起業を考えている方は儲かるビジネスの4原則を理解したうえで、それでもなお新たにビジネスを始めたいのか?を考えると良いでしょう。
それでは、儲かるビジネスの4原則を解説していきます。
儲かるビジネスの原則1:利益率が高い(原価が安い)
儲かるビジネスの原則1は、利益率の高いビジネスです。
ビジネスの中には、商品の原材料を仕入れたあとにその原料を加工し、商品として出荷するものがあります。
例えば飲食店の場合、食材を仕入れて、仕入れた食材を調理(加工)してからお客さんの元に届けます。
そして「食材の仕入れ代」と「お客さんから受け取る代金」の差額が、利益になります。
飲食店の場合だと、仕入れ値の3倍くらいの価格で商品を販売すれば運転できると言われており、利益率は約67%です。
店舗で経営している場合、仕入れ値の他に
- テナント料
- 水道光熱費
- 人件費
などがさらに必要になるので、利益率はもっと悪くなります。
起業してビジネスに失敗したくない場合は、利益率がなるべく高くなるビジネスモデルを選ばなければなりません。
ちなみに、飲食店の大部分は5年以内に廃業することが多いようです。
儲かるビジネスの原則2:在庫をなるべく持たない仕事
儲かるビジネスの原則2つ目は、「在庫をなるべくもたない仕事」です。
売れ残り商品(在庫不良)が増えすぎると、それだけで資金繰りが上手くいかなくなり、失敗する可能性が高いです。
また、売れ残りが無くても現物商品やサイズの大きな商品は、商品を保管するための倉庫などが必要になるので、倉庫の管理費用がかさみます。
こういった在庫を持たない、もしくは少なくて済むようなビジネスモデルを選ぶ必要があります。
基本的にモノを販売するビジネス(物販)は商品を保管する場所が必要になるので、相当頑張らないと儲からないと思っておいてください。
儲かるビジネスの原則3:月極で定額の報酬が入る仕事(月額会員制サービスなど)
原則の3つ目は、月極で定額報酬が入るビジネスです。
月額会員制のサービスなどが当てはまり、毎月決まった金額の報酬が入り続けることになります。
携帯電話(スマホ)の基本料金やNHK受信料、電気・ガスの基本料金なども該当します。
儲かるビジネスの原則4:大資本の要らないビジネスモデル(コストが低い)
原則の4つ目は、資本が少なくて済むビジネスです。
お金をかけずに始められて、運転コストが安く抑えられる仕事ですね。
たとえば店舗型の飲食店や、大手コンビニなどのフランチャイズは開業資金として数百万円のお金が必要になります。
開業資金を安く抑えられて、なおかつ運転コストも安く抑えられるビジネスでないと、失敗したときのダメージが大きいです。
また、黒字化するまでに不測の事態が起こって、大赤字を抱えたまま失敗する可能性も高くなります。
4原則を兼ね備えたビジネスの例
ここまで説明してきた4つの項目が、儲かるビジネスの原則になります。
もう一度繰り返しますと、
- 利益率が高い(原価が安い)
- 在庫がない
- 定額報酬が入り続ける
- 資本金が少なくて済む(運転コストが安い)
の4つです。
せっかくなので『儲かるビジネスの4原則』に当てはまるビジネスの例を、いくつか出しておきます。
アフィリエイト
まず、儲かるビジネスの例としてよく例に挙げられるのが、「アフィリエイト」です。
アフィリエイトは資本金が安い、もしくはゼロで始められるビジネスで、自分の商品を持たなくて済むので在庫がありません。
しかも定額制の商品が成約すれば、毎月決まった金額のアフィリエイト報酬が見込まれます。
それに、利益率が高く、原価も安い(もしくはゼロ)です。
もっと詳しいアフィリエイトのメリットやデメリットについては、こちらをご覧ください。
『メルマガ×アフィリエイトで儲ける方法』はこちらで解説しています。
出張マッサージ師
出張マッサージ師も、儲かるビジネスの4原則を満たしています。
マッサージのスキルさえ身に付けることができれば、
- 原価がかからない
- 在庫がない
- マッサージを一度受けると、マッサージが病みつきになる人が多い(定期収入)
- 出張なら店舗がいらない
というビジネスモデルです。
有料メールマガジン
ある程度の知名度や専門的な知識が必要になりますが、有料メルマガを発行するのも儲かるビジネスの4原則を満たしています。
- 原価不要
- 在庫なし
- 定額収入
- 運転コストが安い(メルマガ発行スタンドによる)
この4つを備えたビジネスモデルです。
コンサルティング
集客段階でつまずく人が多いですが、コンサルティングビジネスも儲かるビジネスの4原則を満たしています。
- 身一つで始められる(原価不要)
- 在庫なし
- 月極料金制
- 開業資金が安い
見事に4原則を満たしています。
あとは、お客さんをどうやって見つけてくるか?ですね。
人材派遣
法的な許可が必要になりますが、「仕事を探している人」と「働いてくれる人」を仲介するだけなので、
- 原価不要
- 在庫なし
- 派遣先企業が長期に依頼してくれれば、定期収入につながる
- 開業資金が安い
という具合に、4原則を満たしています。
このように、儲かるビジネスの原則を満たしたビジネスモデルは意外と見つかります。
起業して失敗したくない方は、儲かるビジネスの4原則をしっかりと暗記し、原則に沿ったビジネスを始めると良いでしょう。
また、ここで紹介したビジネス以外の最新の儲かるビジネスモデルの情報や、主にインターネットを使ったビジネスのノウハウと成功法則・失敗談などはメルマガでお伝えしています。
すでに1000人以上の方が無料登録して、自分のビジネスに活用しているメルマガです。
メルマガ読者さんのうち、ほとんどの方が「金銭的な問題を解決できた」と実感しているメルマガですので、お金に関する不安やストレスがある方は、登録しておくと良いでしょう。