2017年11月8日、昨年書いた記事に新情報を追記しました。
Twitterが現在140文字に制限している文字数制限を緩和し、160文字程度に増やすらしいです。
Twitterは24日、「1ツイートあたり140文字」の制限を緩和すると発表した。従来文字カウントに含まれていた、ユーザー名や添付ツイートの扱いを変更すると発表した。
(中略)
今回実施される変更では、「返信ツイート」「添付ツイート」「自分のツイートのリツイート & 引用」「『.@ユーザー名』ツイート」という4つを見直し、ツイートの利便性を向上する。
(以下略)
実際にいつから緩和されるのか?何文字まで緩和されるのか?という具体的な部分については未定なようですね。
ただニュースを読んだ限りでは、画像付きツイートで消費される24文字分や返信ツイート時の冒頭にある「@ユーザー名」などがカウントされなくなるように修正されることから、160文字前後に緩和されるのではないか?という推測がされています。
文字数制限緩和の理由
いままでの140文字制限が緩和される理由として、ツイッター運営社のユーザー数拡大戦略の一環があります。
ツイッターが無料で利用できるのは、LINEやFacebook、Googleと同じように、一部のユーザー(企業など)による広告収入により運営されているからです。
ツイッターは近年の広告収入が伸び悩んでいることから、ユーザーを増やすための方策として文字数制限の緩和に期待しているわけですね。
ツイート文字数が増えたら何が変わるか?
文字制限が緩くなったからと言ってそれほど大きな影響はないと思うのですが、画像付きツイートは現在よりもツイートされやすくなるかもしれません。
とくに企業が商品の宣伝ツイートをする際、ほぼ確実に画像付きでツイートされますが、画像と一緒につぶやく広告文章が今よりも長くできます。
「あと一言だけいわせてくれ!」という切羽詰まった状況が、解消されそうですね。
でも私個人の場合ですと、ツイート可能な文字数が増えたからと言ってそれほど影響はありません。140文字あれば、要点の大部分は伝えられますからね。
私の場合はブログで記事ごとに設定している「ディスクリプション」も自分ルールでおおむね120文字に収まるようにしていますし、あまり長くしても読まれませんから…。
ただ一点、よかったと思うこともあります。
私は「ココナラ」というサービスで、企業や個人のウェブサイトやイベントの告知を自分のツイッターアカウントで宣伝ツイートするサービスを出品していますが、
自分の出品しているサービスが購入され、ツイートの画像と文章を指定したツイートを依頼されるとたまに文字数制限にひっかかかることがありました。
・ココナラ
文字数制限が緩くなれば、その問題が多少は解決されるかな?と期待しています。
同じようなサービスを出品している方や利用している方にとっては好都合かもしれませんね。
【2017年11月8日追記】
Twitterが文字数制限を緩和し、280文字に増やしました!
ただし、日本語、中国語、韓国語(ハングル)は対象外とか。
【AFP=時事】(更新)米ツイッター(Twitter)は7日、日本語など一部の言語を除き、投稿の文字数制限を280文字に拡大すると発表した。文字数の上限を現状の2倍に増やし、ユーザー数とサイト利用頻度の増加を狙う。
(中略)
同社のプロダクトマネジャー、アリーザ・ローゼン(Aliza Rosen)氏はブログ投稿で、試験を行った結果、多数の人々が投稿文字数を引き続き140文字以下にとどめていることが分かり、文字数制限を拡大してもツイッターの短文投稿サイトとしての本質は損なわれないことが示されたと述べている。
(以下略)
「ツイッター、文字数制限を280字に 日本語は対象外」ヤフーニュース
面白いのが、「多数の人々が投稿文字数を引き続き140文字以下にとどめいていることが分かり~」という部分。
これって、文字数制限を緩和した意味なくね??と、疑問に感じてしまいました。
「需要がない」ってことですからね。
わざわざ文字数制限の設定を変更したり制限緩和の試験運用をしたけど、これではすべて水の泡です。
「短文投稿のSNSは文字数制限が140文字以上になっても需要は変わらない」という貴重な研究データにはなりましたが、Twitter社としては失敗だったと判断できます。
- 動画に特化したもの(例:バイン)
- 画像に特化したもの(例:インスタグラム)
のように何かしらの特徴を付けるか、Facebookのように文字数制限をなくすか、140文字程度の短文しか投稿できないようにしない限り、SNSは流行しなさそうです。
これまでTwitterを使っていて文字数制限にひっかかり、「あとひとことだけ言わせてくれ!」と思うことがありました。
でもよく考えると、こういう制限があるからこそTwitterは流行したのであり、利用者が爆発的に増加したのでしょう。
なにかが「できる」ことよりも、なにかが「できない」ことも1つの特徴になると、よくわかりました。
今後、自分でビジネスを立ち上げたり誰かのビジネスに参加するときは、「できること」と同じくらい「できないこと」をウリにできないか?と、Twitterのことを参考にしていきたいですね~。
Twitterに関する話題
Twitterについては他にも記事があるので、こちらもあわせてどうぞ。
ツイッターのタイムラインを見やすくする裏ワザ【不要な情報をカット】
【堀江砲】ホリエモンのツイッターでリツイートされたので効果を検証したよ!