10年くらい前、テレビでこんな実験をやっていましたがあなたは知っていますか?
私はほとんどテレビをみないのですが、番組の企画でやっていた「ある実験」のことを最近思い出しました。
恐怖の実験
その実験は、人間の判断力や行動力に関係するものなのですが、文章や画像で人に行動を促すいわゆる「広告」と同じで、文章を読んだ人、画像を見た人に行動を促すテクニックが含まれています。
最近私が書いた文章で
- どうやって読んだ人に行動を促すか?
- どうやったら行動してもらえるか?
について考える時間が増え、この実験のことを思い出しました。
この実験のことを知れば、どうやったらブログ読者に望みどおりの行動を取ってもらえるのか?が具体的にわかります。
また、あなたが広告業に関わっているのであれば、あなたの作った文章やチラシ、広告に何が足りないのか?という、致命的な欠点も明らかにしてくれるでしょう。
あなたがもしもいままで作ってきた広告や文章に、
- 見た人、読んだ人からの反応が無い
- 広告は見られているけれども、希望する行動をとってもらえない
これらに心当たりがあるならば続きをお読みください。
あ~っ!!そうだったのか!!!と納得してもらえるはずです。
具体的な行動を指示してあげる
テレビでやっていた実験は、こういう手順でした。
まずはじめに、テレビ局が募集した実験参加者(エキストラとして募集)10名を吹き抜けのある建物内の1階に集めます。
次に、吹き抜けの天井近くから参加者めがけて巨大なボールを落とします。
そのタイミングで参加者たちと少し離れた位置にいるスタッフが、上から落ちてくるボールを指さしながら、参加者たちに大声でこう叫びます。
「逃げろ!」
さて、参加者はどういう行動をとったでしょうか?
むかしの番組なのでうろ覚えなのですが、ほとんどの参加者は
- その場で立ちすくんだり
- しゃがみ込んだり
- 頭を覆ってキャーっと叫び声をあげたり
していました。
ほとんどの参加者はボールが直撃する範囲からのがれられず、ボールが当たらない位置まで逃げられた人の数は10名中1名か2名だったと記憶しています。
せっかくスタッフが上から降ってくるボールの存在を教えてあげたのに、逃げられた人は少なかったんです。
実験にはまだ続きがあります。
今度は、別の実験参加者10名を集め、さっきと同様に上から巨大なボールを落とします。
そしてスタッフがボールを指さしながら、参加者たちに今度はこのように叫びます。
「走れ!」
さて、今度の実験参加者たちが、どのような行動をとったかわかりますか?
さっきの実験とはうって変わって、ほとんどの参加者が走りだし、ボールが当たらない位置まで逃げ切っていました。
ボールが当たってしまう範囲内に留まっていたのは、ほんの1名か2名しかいません。
この実験の話で私が言いたかったことが何なのか、わかりますか?
人間は、取ってもらいたい行動を具体的に指し示してあげないと、実際に行動に移すことができないということです。
1回目のように「逃げろ!」という指示の仕方では、どのように逃げれば良いのか?具体的に指示していません。
即座に走って逃げれば良いのか?それとも、火災の時のように「押さない」「駆けない」「しゃべらない」「戻らない」の4原則を守りながら逃げれば良いのかわからず、曖昧なままです。
しかし、「走れ!」という指示の仕方であれば、猛ダッシュで走るか、ジョギングのように走るかは別として、とにかく走りなさい(そして、ボールから逃げなさい)ということが伝わります。
さきほどの「逃げろ!」よりも12倍くらい具体的になっています。
その結果、「走れ!」と指示された方の参加者はその多くがボールから逃げることができました。
文章で行動を促す場合も、同じです。
できるだけ具体的に、更に、できるだけ詳細に行動を指示することで、読む人は、驚くほど望みどおりの行動をとってくれるようになります。
だいたい3倍くらいは行動力がアップするはずです。
「ウソくせ~」「適当なこと言いやがって!!」と思ったかもしれませんが、これは紛れもない事実です。
あなたがもしも「広告を見た人に、商品購入などの行動をとってもらえない」と悩んでいるのであれば、その広告が商品購入などの具体的な行動を指示しているか?一度、確認してみてください。
人間は具体的に指示してもらわないと行動できない生き物なのですから。
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