「会社なんかさっさと辞めてやりたいことを仕事にしよう!」

ときどき、このようなキャッチフレーズを見かけることがあります。

 

私自身は会社を辞めて

今ではやりたいことを仕事にしているのですが、

 

やりたいことが明確に決まっている人でも

会社を辞めて起業した場合に”やりたいこと”が

できないことがよくあります。

 

なぜやりたいことができないのかというと、

常に「お客さん」の顔色をうかがってしまうからです。

 

起業して個人でビジネスを始めると、

自分が行った仕事の対価としてお客さんから個別にお金を支払って

もらうようになります。

 

そのため、

「お客さんに嫌われないようにしなきゃ…」

「この値段だとお客さんが渋い顔をするだろうから、

もっと料金を安くしなきゃ…」など、

 

お客さんの顔色をうかがいながら

仕事をしなければならなくなります。

 

会社員だったときには社長とか先輩、

取引先の顔色をうかがいながら仕事をして、

起業後はお客さんの顔色をうかがいながら仕事する…

 

これでは、会社を辞めて起業したところで、

やっていることはたいして変わりません。

 

会社を辞めて起業すれば

うるさい上司も無能な先輩もいないので、

やりたかった仕事が自分のやりたいようにできる!と

思っている人がいますが、これは大きな勘違いです。

 

お客さんの目を気にせずに自分のやりたいように仕事をしても

問題ないビジネスモデルを持っている人、

 

もしくは、

 

自分のやりたいように仕事をしても

お客さんから文句を言われないような仕事をしている人でない限り、

会社員を辞めて起業しても、以前と同じような生活が待っています。

 

「客のわがままに付き合わされるのが嫌になった!」

という理由で会社を辞めて起業したいと思っている人や、

社内の人間関係に嫌気が差して起業しようとしている人は、

起業後も同じようなストレスが続くことになるので気を付けましょう。

 

 

それから今回の話に関連して、

「そもそもやりたいことが何もありません!」という人が

中にはいると思います。

 

そういう人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

あなたがいつの間にか忘れてしまっていた

「やりたいこと」「好きな事」に気付けますよ!

↓  ↓  ↓

社畜人生から脱出し『大好きな事』を仕事にするファーストステップ