あなたの『友達』は何人くらいいますか?
先日、イギリスの名門大学の一つであるオックスフォード大学の教授が、雑誌のインタビューに対し『効果的な友達の作り方』について語ったそうです。
この教授は進化心理学という怪しげなものを研究している人なのですが、教授によると、「友達を作るには、一緒に歌ったり一緒に踊ったりするのが効果的」なんだそうです。
なぜ効果的なのかというと、人は歌っているときや体を動かしているとき、『エンドルフィン』というホルモンのようなものが体内で分泌されます。
エンドルフィンが分泌されると一緒にいる人との強い”絆”のようなものを感じるらしく、心理的に打ち解け合ったりとか『友達』のような感覚を感じるらしいです。
そのため、友達を作りたい人は友達になりたい人と一緒に歌を歌ったり、ダンスをしたり、ジョギングをしたりすると早く友達が作れます。
ただ、私はこの話を聞いた時、「つまらない話だな」と思いました。
いかにもインテリで頭でっかちで友達が少ない大学教授が語りそうなことです。
個人的には、友達を作るには『一緒に何かをする』で充分だと思っています。
- 一緒にご飯を食べる
- 一緒に映画を観る
- 一緒にドライブに行く
など…とにかく一緒に行動するんです。
一緒に行動することで、
同じ景色を見て
同じ音を聞いて
同じにおいを嗅いで
同じ感情を味わうことができます。
感情や体験を共有することで心理的な結びつきが強くなり、一緒にいた人のことを『友達』と感じるようになるんです。
というわけで、友達を作りたい方は友達になりたい人と一緒に行動することをおすすめします。
なかには「俺は孤独が好きなんだ!友達なんかいらない!」という一匹狼タイプの人もいるかもしれません。
しかし、一人っきりで友達がいない人生よりも一緒に感情を共有できる友達がいる人生の方が何倍も楽しくなるはずです。
一匹狼を気取っていても、所詮は人間です。寂しさには敵いません。
老人になってからたいした用事もないのに近所の人に話しかけたり、交番の警察官など相手をしてくれる人のところに通ったりするのも、孤独に耐えられないからです。
死ぬときは一人ですが、一人では楽しい思い出を作れません。
誰か友達がいた方が絶対にいいです。
「そろそろ一人は飽きたな、友達でも作るか…」という日が来たときのために、今回の内容を参考にしてください。
友達が増えてきたら、たまには一人の時間を確保する
友達の数が増えてきたら、今度は逆に一人で過ごす時間が大事になってきます。
大事なのは友達がいない状態で孤独を味わうのではなく、いつでも友達と話せる環境にあるときに一人の時間を確保することです。
特にビジネスをやっている方は一人の時間が貴重になってきます。
いついかなる時でも友達と一緒にいるのはさすがに疲れますし良いアイデアも生まれてきませんので、友達が増えたら一人の時間も楽しむようにしましょう。
友達がいるからこそ一人でいる時間が際立つのであり、友達がゼロの状態で孤独なのは寂しいだけですからその点はお間違えなく。
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