誰かに何かを質問されると、
ほとんどの人はその質問に答えようとします。
「○○のやり方を教えてください」
「好きな食べ物は?」
「誕生日はいつですか?」
「よく行く旅行先はどこですか?」
など、気軽に質問されたりします。
また、気軽に答えられる質問以外にも、
「年齢」
「年収」
「住所」
「付き合っている人」
など、答えにくい質問をされることもあります。
そういった時、
ほとんどの人は真面目に答えたり、
聞かれた質問に親切に答えようとするのですが、
あまりおすすめできません。
というより、
答えたくない質問や、答えにくい質問には
答えなくてもいいです。
全ての質問に、親切に答えなくていい
質問に回答するということは、
少なからず、時間を消費します。
目の前にいる人に口頭で質問された時には
その場ですぐに答えられるような質問でも、
メールで質問された時だったりすると
回答するのに少なくとも数分の時間がかかります。
口頭にしろメールにしろ、
少なくとも数秒は時間を浪費するわけです。
そうやって浪費した時間の対価を
お金や何らかの形で支払ってもらえないのであれば
答える必要はありません。
『時は金なり』
という言葉がありますが、
時間はお金よりも大切なものです。
質問されることで、あなたはお金よりも大切なものを
奪われていることになります。
よく知っている顔なじみの人や
奪われた時間に見合うだけの対価を支払ってくれている人、
そういう人以外の人からの質問には、
なるべく答えないようにした方が賢明です。
見ず知らずの人に時間を奪われることほど
バカバカしいことはありませんからね。
質問に回答すること=お金をあげること
質問して時間を奪うということは、
「お金をくれ!」って言っているようなものです。
見ず知らずの人にいきなり
「お金をくれ」なんて言われたら
「は?」ってなりますよね。
質問をして相手の時間を奪うということは
お金を要求することよりも酷いことなので、
誰かに質問された際には
答えるだけの価値がある人には答えるようにして、
見ず知らずの人や、よく知らない人にまで
馬鹿正直に答える必要はありません。
「今忙しいので」
「このあと予定があるので」
等と言って切り抜けるのが得策です。
質問に答えなかったことで
怒ったり文句を言ってきたりする人もいますが、
そういう人は単なる時間泥棒に過ぎません。
平気で他人の時間を奪うような人と付き合っても
ロクなことはありませんので、
離れていってもらった方が有難いくらいです。
というわけで、これまで質問に真面目に答えることで
大量の時間を消費してきた人は、
今後は「質問に答えない」という選択肢も
使ってみてはいかがでしょう?
人間が一生に使える時間は有限なので、
無駄なことには使いたくないですからね。