YouTubeで岡田斗司夫ゼミを見ていたら、関連動画内に面白そうなタイトルを発見。
この対談動画で『この世界の片隅に』というアニメ作品について語っているのですが、出演している山本寛監督は「歴史的偉業」と評価しています。
これは今年ナンバーワンどころの話ではない、紛れもなくこれは「歴史的偉業」であり、もっと言えば、「事件」である。つまり、他のありとあらゆる過去の作品を葬り去るくらいの威力のある「破壊的」な作品なのだ。「『この世界の片隅に』・評」山本寛オフィシャルブログ
これはもう、いますぐにでも『この世界の片隅に』を見なければ!
『この世界の片隅に』を見た感想
ということで、実際に観ちゃいました。
『この世界の片隅に』は終戦の少し前の時代を描いた作品で、原作は同名の漫画。
広島県の呉(くれ)が主な舞台になっており、主人公は「すずさん」というのんびりした性格で絵が上手な女性です。
私はこのアニメ版を見たわけなのですが、ある意味で「戦争もの」の作品にもかかわらず、ところどころに笑える場面が盛り込まれており、かなり楽しく観ることができました。
「第二次世界大戦」とか「終戦」「原爆」など、戦争がテーマの作品と聞くと『火垂るの墓』のような暗い作品をイメージしがちですが、『この世界の片隅に』は戦争をテーマにしつつも雰囲気は明るめです。
当時の日本人の一般的な家庭がどのような生活を送っていたのか?がわかるほか、「闇市」や「空襲」のシーンなども描かれており、「昭和初期ってこんな感じだったんだな~。」っていうのが、リアルにイメージできました。
それにしても、当時の日本って貧しすぎ!
えんぴつ1本を買うのがはばかられたり、生地を仕立て直して新しく服を作ったり…
現代とは比べ物になりません。
「日本って豊かになったな」「現代に生まれてこれて良かったな」と、心から思いました。
クラウドファンディングで資金調達
『この世界の片隅に』をエンディングまで観るとわかるのですが、この作品、実はクラウドファンディングで資金調達しながら作られました。
クラウドファンディングはホリエモンがロケット開発で資金調達していた「CAMPFIRE(キャンプファイヤ)」が有名ですが、『この世界の片隅に』は「Makuake(マクアケ)」というサイトを利用していたみたいです。
つまり、Makuakeで資金を出資してくれる人がいなかったら、この作品は世に出なかった可能性があるわけです。
この事実を知った時、「クラウドファンディングってすげえな!」と、改めて感じました。
たくさんの人たちの支援によって1つの作品が完成し、より多くの人たちに感動を届けたり、経済的な効果を生み出しているわけですから、これはもう「奇跡」といっても良いくらいです。
クラウドファンディングのようなお金の集め方や作品の作り方がもっと普及すれば、経済の活性化にもつながるし、豊かになる人の総数も増えていきます。
クラウドファンディングはまだそれほど多くの人が利用しているわけではないようなので、今後、もっとたくさんの人が気軽にプロジェクトを提案出来て、気軽に出資してくれる人が増えたら面白くなりそうだと感じました。
現代は連絡手段が多様化しているので、面白そうなことをしている人に何らかの支援をするのが簡単にできる時代です。
また逆に面白い企画を思いついたら、企画を実現するための資金集めも簡単に達成できます。
やりたいことや実現したいことがあったら割と簡単に実現できる時代なので、なにかやりたいことがある人はどんどん挑戦したり行動したりしてみてください。
あなたが「やりたいことを我慢する」のを、時代が許してくれなくなっています。
何かを思い付いたら、どんどん行動していきましょう!
思い付きでアニメ作品も簡単に観れちゃいます。
iTunesでも見れます。
効率的に資金調達する方法
「やりたいこと」を実現するのに大金が必要な方は、出資者を募集するのにこちらの記事を参考にしてください。