IQ』という数値をご存知でしょうか?

 

 

IQとは、Intelligence Quotient のことで、

『知能指数』と訳されます。

 

一般に、頭の良い(賢い)人ほどIQは高く、

それほど頭のよくない(賢くない)人は

IQが低いとされています。

 

学業の成績が良いのはIQの高い人で、

成績の悪い人はIQの低い人です。

 

IQが高ければ高いほど、

進学校の授業などで

勉強についていけなくなるようなことがなく、

 

また、

 

会社に就職しても要領よく仕事ができるので

社内で出世しやすいようです。

 

ここまでの話を聞くとIQが高い人ほど賢く、

勉強ができて会社でも出世できるので

良い人生を送れるように感じられます。

 

しかし、実際にはそうとも限らないようです。

 

なぜかというと、IQが高い人は賢いがゆえに、

  • 今やっている仕事が将来どのような成果を生み出すか?
  • 自分の発言や行動により、将来どのような結果が発生するか?

などをある程度予測できてしまいます。

 

極端な人だと、何かを行動する前から

自分の行動による結果を推測できてしまいます。

 

そして、

IQが高い人ほど将来起こりうる結果が

不確実な行動をとらなくなっていきます。

 

これはまるで、目的地が明確な電車にしか

乗らないようなものです。

 

それはそれで良いことでもあるのですが、

将来の結果が不確実なもの…

 

たとえばビジネスを自分でやっていく際には、

IQの高さが致命傷になります。

 

 

ビジネスでは将来起こることが確実ではありません。

 

なにか行動した際、ある程度結果を予測することはできるし

コントロールすることも可能ですが、

基本的には実際にやってみないとわからないことだらけです。

 

これは売れるぞ~!と思って商品を開発して販売したとしても、

必ず売れるとは限りません。

 

入念にリサーチして消費者が求めているものや

既存の商品との違いが明確だったとしても

必ずしも売れる商品やサービスになるとは限らないわけです。

 

ビジネスにはそういった

不確実な要素が常に含まれているので、

IQが高い人ほど起業したり

自分でビジネスを始めることを

怖がることになります。

 

言い換えると、成功が保証されていないと

行動できない状態です。

 

そして最終的には、IQが低くても行動してきた人たちが

ビジネスでは成功していくようになります。

 

ほんとのところはわかりませんが、

少なくとも世間的には会社員を続けるよりも

ビジネスで成功している人の方が

圧倒的に素敵な人生を送っているようです。

 

そう考えると、

IQが高い人はIQが高いがゆえに

不確実な行動ができなくなってしまい

 

自分で何かビジネスを始めたりしようとせず

大人しく会社員を続けたりするので

IQの犠牲になっている』とも言えますね。

 

ということで今回は、

IQの犠牲者(弊害)についての話をしました。

 

ビジネスで成功している奴らは

IQが低いバカばかりだ!という話ではないので

お間違えなく。

 

また、

 

IQが高い人が将来の不確実性に

ちょっとだけ目をつぶってビジネスを始めたら、

面白いものができるんじゃないかな~?と

個人的には思っています。

 

アフィリエイトのように、

自分で商品を作ったりしなくても

低コストで始められるビジネスもあるので、

まずはそういったものから

始めてみるのも良さそうですね。