あなたは自分の管理しているブログやサイトがある日突然、見たこともないデザイン、サイトタイトル、記事内容になっていたらどう思いますか?
おそらく、混乱しますよね?
ハッキングされたんじゃないかと疑いますよね?
実は昨日、私はそんな体験をしました。
私が以前更新していたアフィリエイトブログに、『アニメSS図書館』というブログがあったのですが、そろそろドメインの更新時期だな~と思い出し、久々に見てみたら、まったく知らないサイトになってました。
なんか、いつの間にか別のサイトに変わってるんですよ…。
しかも記事タイトルをクリックするとタイトルと全く関係ないページに飛ばされるクソサイトなんですよ。ドメインは私の知ってるドメインなのに…。
ま、まさかハッキング!?と焦りましたね。
でもよ~く考えてみたら、どうやら違ったようです。
ドメインオークションとは
私がよくドメインの取得に使っているバリュードメインには、ドメインオークションというサービスがあります。
これは、取得したけど不要になってしまい、更新する予定のないドメインをそのドメインを欲しがっている人たちに買い取ってもらうというサービスです。
楽天オークションとか、ヤフオクとかと一緒ですね。
「もういらない!」っといってドメインを捨てる人がいれば、「それ欲しい!」と欲しがる人もいるわけです。
ドメインオークションではそういう人たちを仲介し、ドメインの再利用をしてくれます。
最近ではドメイン業者の割引キャンペーン時などを利用して大量にドメインを買いあさり、すぐにそのドメインをオークションに出品する人もいます。
ドメインの転売ですね。
自分は使わなくてもいいから他人が欲しがりそうなドメインを予め取得しておき、欲しがっている人に売るわけです。
ドメイン業者の割引キャンペーンだと1ドメイン2円くらいで販売されていることがありますが、転売すると1000円とか2000円くらいで売れます。
人気のあるドメインだと1万円以上の値段でも入札する人がいるので、けっこう美味しい商売ですね。
もちろん売れ残る可能性もありますが、1ドメイン2円で100個のドメインを取得しても100×2=200円 にしかなりません。
そのうちの1個でも高値で売れれば、大儲けです。
現物商品ではないので在庫管理も不要なのですが、本格的にやっている人は少ないです。
オークションでドメインが売れました
それで、すっかり忘れていたのですが、4カ月くらい前に冒頭のアフィリエイトブログのドメインを私はドメインオークションに出品していました。
そしてそのドメインが運よく落札され、もともと私が持っていたドメインが別のユーザーの元で別サイトとして運用されていたようです。
落札されたドメインは、最近では他サイトにリンクを送るために使っていましたが、その必要がなくなってきたので、売ることにしたんだと思います。(よく覚えていませんが…)
売っちゃったドメインですが、このドメインはアンテナサイトとか他のアフィリエイトブログなどからの被リンクが2万本くらいありました。
また、相互リンク先としてアフィリエイトブログのサイドバーやRSSなどにもリンクが残っていると思われますので、以前書いた中古ドメイン関連の記事(中古ドメインを使った新生サイトの例)のようなことになっていると思います。
中古ドメインは検索順位で有利になることが多いので、私のドメインを落札してくれた人も、きっとその恩恵を受けていることでしょう。
ドメインオークションは不要なドメインをただ捨ててしまうのではなく、そのドメインを欲しがっている人にお金と引き換えに再利用してもらうことができます。
また、センスのある人ならドメインの転売だけでも一儲けできる仕組みです。
ドメインオークションが使えるドメイン業者はいくつもあるので、あなたが普段使っているドメイン業者でもオークションが使えないか調べてみてください。
ちなみに私はバリュードメインを利用しています。
ほぼ毎日、何らかのキャンペーンをしているので、転売用のドメインを仕入れたり新サイト用のドメインを新規に取得するのに便利です。
管理画面も使い勝手がよいので、新しくドメインを取得する機会がありましたら、一度使ってみてください。